英消費者信頼感指数:1月は47に低下、増税響く-ネーションワイド

英国の1月の消費者信頼感は低下 した。増税とインフレ加速が家計を圧迫したことが主因とみられる。 英住宅金融会社ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーが発 表した。

16日公表されたリポートによると、1月の消費者信頼感指数は前 月比7ポイント低下の47となり、前月の8ポイントの上昇分をほぼ打 ち消した。消費意欲を示す指数は20ポイント低下の70と、2008年11 月以来の低水準に落ち込んだ。

キャメロン政権は、財政緊縮策の一環として1月から付加価値税 (VAT)の引き上げを実施。一方、同国の10年10-12月期の国内 総生産(GDP)は悪天候の影響などでマイナス成長となった。また、 1月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比4%と、2年 2か月ぶりのペースに加速した。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、ロバート・ガードナー 氏はリポートで、「消費者信頼感はVATの税率引き上げとインフレ上 昇圧力で弱まったようだ」と指摘。「家計を今後一段と圧迫するだろう」 と予想した。

リポートによると、景気見通しを示す指数は63と10ポイント悪 化。景気の現状に対する見方を反映する現況指数は2ポイント低下の 23。消費者信頼感指数は昨年12月20日から1月23日にかけて1000 人を対象に実施した調査に基づいて算出された。

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