世界銀行:食料高騰で4400万人が「極度」の貧困に-昨年6月以降

世界銀行は、世界の食料価格の 高騰により発展途上国で昨年6月以降、さらに4400万人が「極度」 の貧困に陥っているとの見方を示した。

世界銀行によると、同銀の食料価格指数は、小麦価格にけん引さ れ昨年10月から今年1月の間に15%上昇した。同指数は、食料危機 をきっかけに10カ国以上で暴動が発生した2008年のピーク時を3% 下回る水準となっている。

世銀のゼーリック総裁は15日、電子メールの文書で「世界の食 料価格は危険な水準まで上昇しており、世界各地の数千万の人々の生 活を脅かしている」と指摘。「食料高騰により既に数百万人が貧困に 陥り、収入の半分以上を食費に充てている最も影響を受けやすい人々 が負担を強いられている」との見解を示した。

シカゴ市場の小麦とトウモロコシ相場は昨年、少なくとも47%高 騰し今年も上昇が続いている。

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