ブラジル株:4日ぶり反落-取引所競争懸念でBM&Fボベスパ大幅安

15日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が4営業日ぶり反落。中南米最大の証券取引所を運 営するBM&Fボベスパが大幅安となったほか、商品相場の下落で関連 企業の見通しが後退したことが響いた。

サンパウロ証券取引所を運営するBM&Fボベスパ4.7%安と、 昨年9月以来の大幅下落。新たな競合相手が現れれば手数料収入や市場 シェアを奪われるとの懸念から売られた。金属相場の下落を受け、鉄鉱 石生産で世界最大手のヴァーレも安い。ニューヨーク原油相場が下落し たことから、ブラジルの資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ石油 会社のOGXペトロリオ・エ・ガス・パルチシパソンエスも値下がりし た。

ボベスパ指数は前日比0.3%安の66341.39で終了。同指数構成銘 柄のうち値下がりは38銘柄、値上がりは31銘柄。通貨レアルは

0.2%安の1ドル=1.6698レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は「市場、特に国内投資家はかなり慎重になっており、株式投資 を手控えている」と指摘した。

証券取引所を運営する米バッツ・グローバル・マーケッツの事業 開発・マーケティング担当シニアバイスプレジデントのケン・コンクリ ン氏はインタビューで、同社とブラジルの資産運用会社、クラリタス・ インベストメンツが、新規の証券取引所を創設し、ブラジル株式取引を 独占するBM&Fボベスパと対抗する計画を協議していると話した。

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