英豪BHPの7-12月期:72%増益、銅や鉄鉱石価格上昇で

世界最大の鉱山会社、英・オー ストラリア系のBHPビリトンの2010年7-12月(上期)決算は 前年同期比72%増益となった。銅や鉄鉱石価格の上昇が寄与した。

16日の発表資料によると、純利益は105億ドル(約8800億 円)で、1株当たり188.6セント。前年同期は61億ドル(1株当 たり109.8セント)だった。ブルームバーグ・ニュースが集計し たアナリスト9人の予想中央値は102億ドルだった。

同業リオ・ティントのトム・アルバネーゼ最高経営責任者(C EO)と同様、BHPのマリウス・クロッパースCEOも商品価格 の上昇を受けて株主への還元を増やした。100億ドルに拡大した自 社株買いを発表したほか、上期配当を前年同期の42セントから46 セントに引き上げる計画も明らかにした。

BHPは短期的な世界経済見通しについて、「慎重ながらも楽 観的」との見解を示した。クロッパースCEO(48)は発表資料で、 「長期的には、新興市場が成長の主要なけん引役であることからみ て、当社の中核商品の見通しには引き続き自信がある」と表明。「市 場は不安定で成り行きに左右されると予想されるが、新興国でまだ 初期段階にあり持続している都市化や工業化の動きが、長期的に力 強い構造的な支援要因になるはずだ」と述べた。

BHPは、16日の株式市場の取引開始前に決算を発表した。 15日のシドニー市場終値は前日比0.2%高の47.36豪ドル。

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