ソロス氏はSPDRゴールドの保有拡大、ポールソン氏は据え置き

資産家のジョージ・ソロス氏は金 連動型ETF(上場投資信託)「SPDRゴールド・トラスト」の保 有を2010年10-12月(第4四半期)に0.5%増やした。ヘッジフ ァンド会社ポールソンを経営するジョン・ポールソン氏は保有を据え 置いた。

米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、ソロス氏率い るソロス・ファンド・マネジメントは昨年12月末時点でSPDRゴ ールド・トラストを472万1808口保有していた。7-9月(第3四 半期)末時点は469万7008万口だった。9月末時点で保有していた SPDRゴールド・トラスト70万5000口のコール・オプション (買う権利)は最新の報告書類には掲載されていなかった。ポールソ ンのSPDRゴールド・トラストの保有は3150万口だった。

10年にわたる金価格の高騰を受け、株・債券よりも高いリター ンを求める投資家が金市場に向かっており、金に連動するETFの保 有は昨年末に過去最高に達した。金は昨年、史上最高値を更新し、昨 年の上昇率は世界の株式相場の上昇率の3倍強だった。

ドイツ銀行のアナリスト、ダニエル・ブレブナー氏は「投資需要 が依然として金市場で最も重要なけん引役だ」と述べ、「大口ファン ドによるETFへの投資や資金引き揚げから、これらの投資家の金相 場見通しに関する信念をうかがい知ることができる」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE