パリG20財務相会合で貿易不均衡の監督指針合意ない-米当局者

米財務省当局者は15日、ワシ ントンで記者団に対し、パリで今週開催される20カ国・地域(G20) 財務相・中央銀行総裁会合で貿易不均衡を監視するガイドラインで 合意が成立することはないだろうとの認識を明らかにした。

この当局者は15日、匿名を条件に記者説明会で、このような合 意を明確にするのは恐らく時期尚早だろうと語った。また、米国は、 G20が世界的な調整を推し進めるのを引き続き支持すると述べた。

ガイトナー米財務長官は他のG20の当局者らとの2日間にわた る会合に向け16日に出発する予定。フランスのラガルド財務相は 14日、同会合が不均衡とその原因を特定する方法に関する「共通の 診断」を目指すだろうと述べた。

この米財務省当局者は、中国人民元は引き続き過小評価されて おり、一段と上昇する必要があると発言。ブラジルについては市場 が投資家に対してよりオープンであることから通貨は過大評価の可 能性があると指摘した。

同当局者は、全ての主要国が為替相場を市場実勢に従わせるべ きだと米国は考えていると述べた。また米国は財政規律と成長促進 のための支出の双方を追求していると説明した。

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