リッチモンド連銀総裁:失業率の急速な低下、インフレ招くリスクも

米リッチモンド連銀のラッカー 総裁は、金融当局が短期的に失業率の低下ペースを速める取り組みを 進めれば、インフレが加速しかねないとの認識を示した。

同総裁は15日、ブルームバーグラジオのインタビューで「向こ う数年に見込める景気拡大を基にした分析は的を射ているかもしれな いが、インフレ加速のリスクを伴わずに失業率を一段と低下もしくは 一層速いペースで低下させることができるかどうか、私には分からな い」と述べた。

「自然失業率」は7%近くかとの問いに対しては、短期的に見た 場合と長期的に見た場合では差があると答えた。

総裁は「自然失業率とは、言ってみればつかみどころのない概念 だ」とし、「景気拡大の結果として到達が見込める失業率がある。し かしその一方で、短期的には予期せざるを得ない失業率もあり、イン フレを押し上げることなくこれを改善させることはできない。この2 つは別物だと思う」と述べた。

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