伊ベルルスコーニ首相を起訴、未成年者買春罪と職権乱用-4月公判

イタリアのベルルスコーニ首相は、 職権乱用と未成年者買春罪で起訴された。司法当局との対立が深まる 中、首相辞任を求める声が広がっている。

記者団に読み上げられた声明によると、ミラノ地裁のクリスティ ーナ・ディチェンゾ判事は15日、ベルルスコーニ首相の公判を求めた ミラノ検察当局の申請を認め、初公判を4月6日に設定した。公判は 3人の女性判事が担当する。

ベルルスコーニ首相はこれに対して、不正行為は一切ないと全面 否定。起訴内容は「不快」であり、「事実無根」だと訴えている。職 権乱用と買春罪の両方で有罪となった場合、最長で実刑15年の判決が 言い渡される可能性がある。ただ74歳という年齢や控訴などの過程で 時効が成立する見込みが高いことを考慮すると、首相が実際に収監さ れる可能性は低い。

最大野党である民主党のアレッサンドロ・マラン議員は、「判事 の独立性を尊重する」とした上で、「これ以上イタリア国民を世界の 笑い者にしないよう、首相は即座に辞任すべきだ」と述べた。

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