ユーロ圏:10-12月GDPは前期比0.3%増、予想以下-寒波響く

ユーロ圏経済の昨年10-12 月(第4四半期)成長率は、市場予想を下回った。寒波でドイツ の生産が抑制されたほか、フランス経済が予想以下の拡大にとど まったことが響いた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が15日発表し た10-12月期のユーロ圏実質GDP(域内総生産)速報値は前 期比0.3%増。7-9月(第3四半期)と同等の成長率となった。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト37人の調査 では中央値で、0.4%増と予想されていた。

10-12月期GDPは前年同期比では2%増加。7-9月期 は1.9%増だった。ユーロスタットはGDP改定値を3月3日に 発表する。エストニアが今年1月からユーロを導入し、ユーロ圏 は計17カ国となった。

バンクハウス・ランペ(デュッセルドルフ)の資本市場分析 責任者、アレキサンダー・クルーガー氏は、「悪天候などの特殊 要因の結果なので、景気減速は懸念材料ではない。ドイツが引き 続きけん引役を果たし、その他の国はこれより若干弱い成長とな るだろう」と語った。

国別では、ドイツが前期比0.4%増。例外的な寒波で建設が 打撃を受け、7-9月期の0.7%増から伸びが鈍化した。フラン スは0.3%増で拡大ペースは前期から変わらず、イタリアは

0.1%増だった。ギリシャとポルトガルはいずれもマイナス成長。 アイルランドの数字は公表されなかった。

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