エジプト軍:大統領辞任後の抗議行動、経済に打撃-日常生活復帰要請

エジプト軍は14日、先週のムバラ ク大統領辞任後も続いている抗議行動が国内経済に打撃を与えており、 治安悪化につながる恐れがあるとして、国民に通常の生活に戻るよう 促した。

軍当局は、国営テレビで声明を読み上げ、「正常化の動きに反して 国家の一部が抗議活動を組織している」と指摘。「名誉あるエジプト国 民は、これほど重要な時期にこうした抗議活動があれば悪い結果を招 くと認識している」と指摘した。

軍最高評議会は13日、議会の解散と憲法の停止を発表し、ムバラ ク政権を退陣に追い込んだ反体制派の要求を受け入れた。さらに選挙 実施までエジプトを統治する方針を明らかにした。ラドワン財務相は 13日、2週間余りに及んだ政情不安について、観光業の落ち込みや借 り入れコスト上昇により、同国経済に1日当たり3億1000万ドル(約 260億円)の損失を与えたと指摘した。

エジプト中央銀行は14日、複数の銀行で従業員の抗議行動があっ たことを理由に、市中銀行に同日の営業停止を命じた。公共交通機関 の労働者は賃上げを求めるストを9日から続けている。

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