シンガポールGIC:ポールソンなどが所有のリゾート物件購入を提案

政府系ファンド(SWF)のシン ガポール政府投資公社(GIC)は、連邦破産法11条の適用を申請し た5つのリゾートについて、所有者であるヘッジファンドのポールソ ンなどの投資家から買い取ることを提案した。

GICの代理人の1人、マイケル・セージ氏はニューヨークの破 産裁判所での14日の審問で提案について明らかにした後、取材に応じ、 GICはこれらリゾートを15億ドル(約1250億円)で購入する案を 提示したと語った。

裁判所に提出された資料によると、米ハワイ州マウイ島にある高 級リゾート、グランド・ワイレア・リゾート・ホテル・アンド・スパ やフロリダ州マイアミのドラル・ゴルフ・リゾート・アンド・スパを 含む5つのリゾートは1日に破産法の適用を申請。それに先立ち、ポ ールソンなどの投資家が差し押さえを通じてこれら物件の所有権を握 った。

リゾートの代理人を務めるエドワード・サソワー氏は、GICに よる提案に関する審問の後、コメントを控えた。シンガポールの外貨 準備を運用するGICは、この案件では劣後債を保有する債権者。

同事業に詳しい関係者1人によると、ポールソンはこれら資産の 価値がGICの提示額を上回るとみている。協議は非公開だとして同 関係者が匿名を条件に語ったところによると、ポールソンはこれら物 件に関し、他からも関心の表明や提案を受けている。

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