欧州株:3日続伸、08年9月以来の高値-好決算でバークレイズ高い

欧州株式相場は3営業日続伸。ス トックス欧州600指数は2008年9月以来の高値を付けた。バークレ イズやダノンの利益がアナリスト予想を上回ったことが好感された。

英3位の銀行、バークレイズは5.8%高。ウニクレディトがイタ リア株の上昇を主導。仏ヨーグルトメーカーのダノンは3.3%上げた。 一方、NYSEユーロネクスト買収で合意したドイツ取引所は安い。 英豪系鉱山会社、リオ・ティントを中心に鉱山株が売られた。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%高の289.44で終了。世 界的な景気回復で企業利益が増えるとの見方に支えられ、同指数は 2009年3月に付けた12年ぶり安値から83%上げている。ブルーム バーグのデータによれば、同指数構成銘柄で1月10日以降に通期決算 を発表した企業のうち、約56%の1株当たり利益がアナリスト予想を 上回った。

ロベコ・アセット・マネジメント(パリ)の投資部門ディレクタ ー、イブ・マイヨ氏は、「現時点での原動力は株式への資金流入であ り、2010年通期決算がこれを裏付けている」と指摘。「株式市場には 企業業績という追い風が吹いている」と述べた上で、「目先の相場は 下落する可能性がある。投資家は過去1カ月、あらゆる好材料に注目 してきた。状況全体についての新たな疑問が生じることもありえる」 と続けた。

ブルームバーグがまとめたデータによると、ストックス欧州600 指数の構成銘柄の株価収益率(PER、実績ベース)は約15.5倍と、 9カ月ぶり高水準に近い。

ウニクレディトは3.3%高。ソシエテ・ジェネラルは同銘柄の投 資判断を「売り」から「買い」に引き上げた。

一方、ドイツ取引所は2.4%下げた。ロンドン証券取引所(LS E)グループは3.2%安。LSEは先週、カナダのTMXグループを 買収することで合意した。リオ・ティントは2.8%の下落。

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