米MBIAの社債保証コスト、低下-クレジットデリバティブ

14日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米金融保証会社(モノライン)MBI Aの債券保証部門の社債保証コストが低下。同社は存続可能との観測 が強まっていることが背景にある。

MBIAがサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関 連証券の保証契約をめぐり複数の銀行に問題のある証券の買い戻しを 求める中で、銀行は社債保証料を必要以上に支払っているとの観測が トレーダーの間で広がっている。米モルガン・スタンレーは過去2四 半期にMBIAなど債券保証会社へのヘッジコストに関連し、計5億 3500万ドル(約446億円)の費用を計上した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、MBIAイン シュアランスの社債保証料の前払い部分はニューヨーク時間午後4時 27分(日本時間15日午前6時27分)時点で45%と、今月3日以来8 ポイント低下。これは社債1000万ドルに対する5年間の保証料として、 年間50万ドル(5%)に加え、当初に450万ドルが必要なことを意味 する。

クレジットサイツのアナリスト、ロバート・ハインズ氏(ニュー ヨーク在勤)は、「MBIAインシュアランスのCDSスプレッドの大 部分は常にヘッジで説明されてきた」と指摘。「過去数年間にわたりス プレッドが高水準で推移していた理由の一つだ」と付け加えた。

マークイット・グループの調べでは、北米企業の信用リスクの指 標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュ ーヨーク時間午後4時34分現在、0.5ベーシスポイント(bp、1b p=0.01%)上げて80.6bp。

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