携帯電話見本市が開幕-グーグル「アンドロイド」搭載の新機種続々

韓国サムスン電子とソニー・エ リクソン・モバイルコミュニケーションズは、バルセロナで開幕した 携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で、 米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマー トフォン(多機能携帯電話)とタブレット型コンピューターの新機種 を他社に先駆けて披露した。

サムスンはスマートフォン「ギャラクシーS」の最新機種と、タ ブレット型コンピューター「ギャラクシー・タブ」の従来製品より画 面サイズの大きい機種を発表。これらの新機種投入で米アップルの追 撃を狙う。また、ソニー・エリクソンのバート・ノルドベリ最高経営 責任者(CEO)は、アンドロイド搭載の同社初の携帯電話として、 ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション」の機能を持つ機種の 出荷を始めると述べた。

サムスンとソニー・エリクソンに加え、台湾の宏達国際電子(H TC)など他の競合各社は、拡大するスマートフォンやタブレット型 および対応アプリの市場での主導権獲得に向け争っている。調査会社 ガートナーによれば、2010年の世界のスマートフォン販売に占めるア ップルの「iPhone(アイフォーン)」とアンドロイド搭載の端 末の割合は合わせて53%と、フィンランドのノキアや、「ブラックベ リー」を製造するカナダのリサーチ・イン・モーションなどの競合製 品を市場から締め出しつつある。

米調査会社IDCのアナリスト、フランシスコ・ジェロニモ氏は、 「現時点でアンドロイドが優勢に立っていることは極めて明らかだ。 どのメーカーも微妙に異なる技術を提供し、差別化を図ろうとしてい る」と指摘。「高機能製品では現在、多くの端末が似通った機能を備 えている」と述べた。

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