米家計の債務残高:前期比1.3%縮小-「回復期に入った」とNY連銀

米国の一般世帯が抱える住宅ロー ン債務は2010年10-12月(第4四半期)に減少した。一方、住宅 関連ではない借り入れは08年第4四半期以来で初めて増加に転じたこ とが、ニューヨーク連銀の調査でわかった。

同連銀が公表した家計の債務および信用残高に関する四半期報告 によると、昨年12月末時点の債務残高は11兆4000億ドルと、9月 末から1550億ドル(1.3%)減少した。10年7-9月(第3四半期) の同残高は前期比1100億ドルの減少だった。家計の債務残高は08年 第3四半期に付けたピークから、約1兆800億ドル縮小している。

大恐慌以来最長のリセッション(景気後退)以降、米国の家計は 債務を削減する一方、貯蓄を増やしており、借り換えへの状況は健全 化している。ただ、こうしたレバレッジの解消により、消費支出は減 少し、景気回復は鈍化している。

同連銀のダドリー総裁はニューヨークでの講演で、「債務返済の 延滞が減少し、一部の家計が借り入れを再び拡大し始めるなか、米国 はゆっくりとした回復期に入っているようだ」と述べた。

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