ポルトガル:10~12月GDP、前期比で1年ぶりマイナス成長

ポルトガル経済は昨年10-12 月(第4四半期)に、1年ぶりで前期比マイナス成長となった。同 国政府は歳出削減や増税で財政赤字縮小に取り組んでいる。

ポルトガル国家統計局が14日発表した10-12月の国内総生 産(GDP)速報値は前期比0.3%減。ブルームバーグがまとめ たエコノミスト7人の予想中央値と一致した。前年同期比では

1.2%増加。通年では前年比1.4%増と、政府見積もりの1.3%増 を上回るプラス成長となった。

7-9月(第3四半期)GDPは、前期比0.2%増、前年同 期比1.3%増にそれぞれ下方修正された。

統計局は「財とサービスの輸出増加が前四半期に続き、前年同 期比でのGDPの伸びに寄与した」と説明。一方で家計消費は鈍化 したという。緊縮財政の中で政府は輸出主導の今年の成長を期待し ている。

ポルトガル政府の予算案は、11年の経済成長率をプラス

0.2%と見積もっている。一方、ポルトガル銀行(中央銀行)は先 月11日、今年のGDPが前年比1.3%減少するとの見通しを示し た。消費需要の落ち込と政府の歳出削減を理由に挙げた。

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