三菱電:米テネシー州に電力用変圧器工場を建設-投資額180億円

三菱電機は14日、米テネシー州メ ンフィス市に電力用変圧器の工場を建設すると発表した。投資額は約2 億ドル(約180億円)。米国では過去に設置した送変電設備が取り換え の時期を迎えており、今後、急速に拡大する更新需要の取り込みを目指 す。

新工場では発電所・変電所向けの大型変圧器を生産、敷地面積は約 40万平方メートル。2011年4月に着工、13年4月に稼働する予定で、 15年度にはフル生産にする計画。新工場建設により、同年度には日本 (赤穂工場、兵庫県赤穂市)、中国(河北省保定市)を合わせたグルー プ全体の電力用変圧器の生産能力が倍増する見通し。

同社の変圧器事業のグローバルでの売上高は、10年度見込みで約 350億円だが、15年度には1.5倍以上の500億円以上に増やす方針。北 米が全体の30%以上を占める世界最大の送変電設備市場で、北米でのシ ェアを現在の約5%から15年度以降には20%以上に引き上げたい考え。

中谷義昭常務執行役は説明会で、北米で「シェア20%を確保できれ ばトップになれると思う」と語った。同社によると、北米での変圧器市 場でのシェア首位はスイスのABB、2位は独シーメンス、3位は韓国 の現代重工業、4位が三菱電となっている。

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