英住宅価格:11年は1.7%下落に修正、従来見通し2.2%上昇-CEBR

英国の住宅市場の見通しはここ数 カ月間に悪化したと英民間調査機関の経済ビジネスリサーチセンター (CEBR)は指摘し、今年の住宅価格予想を下落に下方修正した。

CEBRは14日に電子メールで配付したリポートで、英住宅価格 が2011年に1.7%下落し、平均17万5416ポンド(約2340万円)に なると予測。昨年11月時点では2.2%上昇を見込んでいた。14年まで の見通しは、11月予想の16%上昇から9.1%上昇に引き下げた。

先週発表された同国の1月の住宅価格は4カ月連続で低下。イン グランド銀行(英中央銀行)の元金融政策委員会(MPC)委員、ケ イト・バーカー氏は11日、英消費者心理が悪化し、銀行が住宅ローン を抑制する中で、住宅価格は今年下落が続くとの見通しを示した。C EBRは失業増加と家計所得の「弱い伸び」が今年の住宅需要を低下 させるとみている。

CEBRのダグラス・マクウィリアムズ最高経営責任者(CEO) は発表資料で、「家計所得が圧迫され、銀行が融資に依然消極的な中、 住宅価格は向こう数年間は小幅上昇するだろう」と分析。「政府の支出 削減と不安定な景気回復が不動産取引に大きな影響を与えているため、 足元の市場は不透明感が非常に高い」と指摘した。CEBRは、銀行 が融資要件を緩和し、消費者心理が改善するにつれ、住宅価格は12 年以降「ゆっくりとしたペースで」上昇すると予想している。

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