大証:先物新システム「J-GATE」稼働、日経3月限出来高微増

大阪証券取引所はきょう、米ナス ダック社の売買システムを採用したデリバティブ向けの新売買システ ム「J-GATE」のサービスをスタートさせた。ブルームバーグ・ データによると、新システム初日の日経平均先物の中心限月3月物の 通常取引出来高は4万5625万枚と、前週10日に比べ1.2%増とわず かに増えた。

大証広報担当の矢田文弘氏(東京在勤)によると、「J-GATE は問題なく安定的に稼働しており、制度の変更についても特段支障は ない」と言う。

マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは、証券会社で 対応がすべてうまくいっているかどうかも分からない様子見の段階で、 きょうの段階で新システム導入後の影響は計りにくいと指摘。市場関 係者にとっては、スピードアップよりも昼休みの撤廃など、制度変更 の影響の方が大きいとの認識を示した。

J-GATEの注文処理待ち時間は平均で5ミリ秒と、これまで の100ミリ秒から短縮。全体の注文処理能力は1秒当たり1万2000 件と、これまでの800件から大きく増えた。大証の山澤光太郎取締役 常務執行役員は前週7日、J-GATE稼働後の取引高について「様 子見から稼働後2カ月ぐらいは静かで、ゴールデンウィークあたりか ら増え始める」との見通しを示していた。

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