エジプトの博物館:ツタンカーメン王像など18点紛失-侵入事件で

エジプト考古学博物館に先月、略 奪者らが侵入した事件で、ツタンカーメン王の複数の彫像を含む美術 品18点が紛失していることがわかったとの報告が同博物館からあっ た。同国の考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長が13日明らかにし た。

ハワス事務局長のウェブサイトによると、警察や軍当局が拘束中 の関係者に事情を聞くなどして紛失の経緯について捜査している。同 事務局長によると、紛失したのは木製の小像11点や、女神に担がれた ツタンカーメン王の金箔(きんぱく)木像1点、ネフェルティティ王 妃の像1点など。

ハワス事務局長が自身のブログで明らかにしたところによると、 別の金箔が施された、もりを持つツタンカーメン王の像やアクエンア テン王の石灰岩の像、アマルナ時代の小さな石像、同時代の王女の頭 像、スカラベなども博物館からなくなっていた。

ハワス事務局長は1月30日、略奪者らがロープを使って博物館の 屋根から火災避難口を通じて館内に侵入したと発表していた。それに よると、略奪者らは金塊を探して博物館の末期王朝やツタンカーメン 王などの展示ケース14個を破壊。金塊が見つからなかったため、女神 イシス像などを壊し、王家のミイラの一部を打ち砕いた。

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