中東株が上昇、ムバラク大統領辞任を好感-アブダビは1カ月ぶり高値

【記者:Zahra Hankir、David Wainer】

2月13日(ブルームバーグ):13日の中東株式相場は上昇し、ア ラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の株価指数が1カ月ぶりの 高値を付けた。エジプトのムバラク大統領の辞任を受け投資家の楽観 的見方が強まった。イスラエル株も4営業日ぶりに上昇した。

エジプトで事業を展開する燃料生産会社ダナ・ガスPJSCは

4.5%高。エジプトに拠点を持つ携帯電話大手エミレーツ・テレコミュ ニケーションズ(エティサラット)は通期利益が予想を上回り、約3 カ月ぶりの高値に上昇した。アブダビ証券取引所(ADX)株価指数 は0.6%高の2727.71と、1月13日以来の高値を記録した。イスラエ ルのテルアビブ25種指数はテルアビブ時間午後2時38分(日本時間 同9時38分)現在、0.6%高。

ザ・ナショナル・インベスター(アブダビ)で資産運用に携わる セバスチアン・ヘニン氏は「短期的にエジプトは混乱しないと投資家 は今や確信している」とし、「エジプトへのエクスポージャーがある銘 柄は上昇しており、中東全域で力強い1週間になるだろう」と述べた。

ムバラク大統領は11日、18日間に及ぶ反政府デモを受けて権限 を軍に移譲した。軍最高評議会は「可能な限り早期に」民主主義に移 行すると表明し、イスラエルとの平和条約を守る姿勢も示した。

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