エジプト軍最高評議会:条約順守と民主主義に移行約束-米など支援も

エジプトの軍最高評議会は12日、民 主主義に「できるだけ早期」に移行すると約束するとともに、イスラエ ルとの平和条約を守る姿勢を示した。

また、ホワイトハウスによると、オバマ米大統領は同日、エジプト 情勢について、キャメロン英首相やヨルダンのアブドラ国王、トルコの エルドアン首相と会談。経済が打撃を受け、観光客を失ったエジプトに 対する金融支援での国際的な取り組みの可能性について取り上げた。

軍最高評議会のスポークスマンは国営テレビを通じて、権力の移行 プロセスで、現内閣を存続させると決定したことを明らかにした。軍最 高評議会はタンタウィ国防相が議長を務める。

軍最高評議会は民主化措置を実行する予定表は提示しておらず、30 年にわたる非常事態法の廃止の時期も公表していない。同法は司法手続 き抜きの市民の拘束を可能にする内容で、オバマ政権は廃止されれば同 国の改革が本物であることを証明すると指摘している。

野党のムスリム同胞団はエジプト軍の役割を受け入れた上で、議会 の解散と自由で公正な選挙を求めるとの声明を公表した。

イスラエルはエジプトの混乱で同国との平和条約が損なわれること を懸念しており、ネタニヤフ首相はエジプト軍最高評議会が「すべての 地域的、国際的な義務と条約を順守する」と公約したことを歓迎した。

首都カイロのタハリール広場では、数千人の市民が集まり、デモの 残骸の清掃を手伝ったが、一部は軍当局が憲法改正と選挙の明確な予定 を示すまで、抗議行動を続けるとしている。

国営テレビによると、1月28日から続いていた外出禁止令は深夜か ら午前6時までに短縮される。

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