【FRB要人発言録】雇用伸び次第でQE2中止も-ラッカー総裁

2月14日(ブルームバーグ):2月7日から13日までの米連邦準 備制度理事会(FRB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言 者の氏名をクリックしてください)。

<2月11日> ラスキンFRB理事(ユタ州で講演):住宅ローン会社と投資家は自ら の利益にのみ目を向けるのではなく、住宅市場の復活に貢献しているの か、していなのかに焦点を当てる必要がある。

<2月10日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(アトランタで講演):政治的圧力 の下で、債務の貨幣化を支持するつもりはない。貨幣化はセントラルバ ンカーにとって極めて深い罪だ。

<2月9日> ロックハート・アトランタ連銀総裁(アトランタで講演):エネルギー 価格がけん引した昨年12月の物価上昇にもかかわらず、基調的なイン フレ率は現在、私が物価安定と定義する水準を下回っている。また、雇 用の伸びが経済成長に比べて遅れているため、米景気回復の腰折れへの 懸念には根拠がある。

バーナンキFRB議長(下院予算委員会公聴会で証言):昨年12月と 今年1月に見られた失業率の低下で、楽観的になる根拠が多少示された。 しかし、生産の伸びがしばらくは緩やかなものにとどまる可能性が高い ほか、企業は雇用増加になおも消極的と報告されていることから、失業 率がより正常な水準に戻るまでには数年かかるだろう。

<2月8日> フィッシャー・ダラス連銀総裁(ダラスで講演):経済や金融システム に想定外のショックが発生しない限り、金融当局は現在の国債購入枠を 押し進めるだろう。米連邦公開市場委員会(FOMC)が追加金融緩和 を提案した場合、私が反対票を投じないとは想像し難い。

ロックハート・アトランタ連銀総裁(アラバマ州アニストンで講演): メーンストートは、これまで6四半期続く緩やかな景気回復の持続性に 加え、失業率の高止まりやインフレ見通しを当然、懸念している。こう した懸念は企業投資や雇用、消費をある程度抑制し、それが合体して成 長率を下押しする相当なマイナス材料だ。

ラッカー・リッチモンド総裁(デラウェア州ニューアークで講演):米 国債購入計画を開始してから、景気見通しが明らかに改善されてきてお り、計画をかなり真剣に見直す必要があることを示唆している。

(パネルディスカッションでの質疑応答):米国債購入プログラムを現 時点で終了するべきではないが、今後数カ月に雇用の伸びが強さを増し、 消費支出が持続的に増加するならば、プログラムの中止は正当化される かもしれない。

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