ECB総裁:今年と来年のユーロ圏のインフレ率は2%未満に

【記者:Gabi Thesing】

2月11日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のトリシェ 総裁は、ユーロ圏のインフレ率はECBが容認できる水準に戻るとの 見通しを示し、政策当局者が直ちに利上げを決定する計画はないこと を示唆した。

トリシェ総裁は11日、ドイツのブレーメンで講演し「今年と来 年、インフレ率は2%をわずかに下回る水準になると予想される」と 指摘。最近のインフレ率の上昇は「主にエネルギー価格の上昇を反 映」したものであり、インフレリスクは「依然として広範にバランス が取れている」と述べた。

同時に、インフレ率は「上放れする可能性がある」とも述べ、「わ れわれが引き続き警戒を怠らないのは、そのためだ」と説明した。

同総裁はまた「われわれの羅針盤には1つの針しかない。それは 物価安定だ」と語った。

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