欧州株(11日):上昇、エジプト大統領辞任を好感-ミシュラン高い

欧州株式相場は上昇。エジプトの ムバラク大統領が辞任したほか、2月の米消費者信頼感の改善で米景 気回復の勢いが示されたことを背景に、買いが優勢となった。

フランスのタイヤメーカー、ミシュランは3.7%上昇。2010年通 期利益がアナリスト予想を上回ったことが買いを誘った。

一方、フィンランドの携帯電話機メーカー、ノキアは14%急落。 米マイクロソフトの基本ソフト(OS)をノキア製端末に搭載すると 発表したことが売り材料。仏化粧品メーカーのロレアルは4.2%安。 昨年10-12月(第4四半期)利益が市場予想に達しなかったことが 嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%高の287.99で終了。週 間ベースでは0.7%上昇した。同指数は今週、2008年9月以来の高値 に達した。ブルームバーグのデータによれば、同構成銘柄の株価収益 率(PER)は9カ月ぶり高水準となる約16倍になった。

ETXキャピタルのドイツ担当セールストレーディング責任者、 マルクス・フーバー氏は、「ムバラク大統領の辞任は好材料だった」 と述べ、「実際の体制移行にはかなり時間がかかるかもしれないが、 中東の不安定要素の一部を取り除き、相場上昇のきっかけとなった」 と続けた。

この日発表された2月のロイター・ミシガン大学消費者マインド 指数は75.1と、前月の74.2から上昇した。ブルームバーグ・ニュ ースがまとめたエコノミストの予想中央値は75.0だった。

11日の西欧市場では18カ国中12カ国で主要株価指数が上昇し た。

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