アトランタ連銀総裁:債務の貨幣化は「深い罪」、反対を表明

米アトランタ連銀のロックハー ト総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)を説得し拡大する連邦 債務を貨幣化させる動きには反対すると表明した。

ロックハート総裁は10日、アトランタでの講演で、「政治的圧 力の下で債務の貨幣化を支持するつもりはない」と発言。貨幣化は 「セントラルバンカーにとって極めて深い罪」だと述べた。

米議会予算局が先月26日発表したリポートによれば、米財政赤 字は今年1兆5000億ドル(約125兆円)と、昨年の1兆3000億 ドルから拡大する見通し。赤字が増加する一因として、議会を通過し た8580億ドルの減税延長措置を挙げている。

オバマ米大統領は先月25日の一般教書演説で、非国防の裁量的 支出の5年間凍結を提案した。これは米予算の約14%に相当する。 一方、共和党はこの提案では不十分だとし、より大規模な歳出削減を 求めている。この要求は現在14兆2900億ドルに設定されている 政府債務の上限引き上げに関する折衝の一環。米債務残高は数カ月内 にこの上限に達する見通し。

ロックハート総裁は「財政赤字の安定化に向けた超党派的で信頼 できる長期計画」を呼び掛けた。

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