IEA:中国の石油需要の伸び、大幅に落ち込む公算-成長減速で

国際エネルギー機関(IEA)は、 中国の石油需要の伸びが今年、「大きく」落ち込む可能性があるとの見 通しを示した。同国の景気拡大ペースが鈍化したほか、エネルギー効 率の改善を理由に挙げた。

IEAは10日発表の月報で、米国に次ぐ世界2位の石油消費国で ある中国が、天然ガスの利用を増やし、自動車の利用を制限すること で、エネルギー効率を高める可能性があるとみている。中国の2011 年の燃料需要は前年比6%増加する見込みだが、昨年は12%の伸びだ った。

IEAは「中国経済が若干減速した場合、ガソリン不足が和らぎ、 石油への依存が低下するだろう」とし、「新たなエネルギー源がある程 度の代替エネルギーとなる可能性がある」と指摘した。

IEAによると、中国の10年燃料需要は日量939万バレルだった もようで、前月時点の想定934万バレルから0.6%引き上げられた。 今年は996万バレルへの増加が見込まれている。

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