富士火災:AIGによる子会社化に賛同-1株146円でTOB

富士火災海上保険は10日、米アメ リカン・インターナショナル・グループ(AIG)傘下で損保事業を展 開するチャーティスグループが実施する富士火災株の公開買い付け(T OB)に賛同すると発表した。チャーティスは100%子会社化を目指し ており、TOBの結果次第で富士火災株は上場廃止となる。

発表資料によると、TOBは1株146円、10日終値に対するプレミ アムは26%。買付代金は最大で470億円となる。TOB期間は2月14 日から3月24日まで。富士火災では純資産額の過半を繰り延べ税金資 産が占めるなど資本が脆弱(ぜいじゃく)で、これを改善するためにA IGグループのブランド力や資本力を活用していく方針だ。

AIGは2002年3月に富士火災株を22%取得して資本参加。その 後、第三者割当増資などを引き受け、現時点ではチャーティスグループ で54.7%を保有している。その他の大株主はオリックスの15.5%、西 日本シティ銀行の1.45%など。オリックスはTOBに応じて売却するこ とを決めたという。

富士火災の株価終値は前日比4円(3.6%)高の116円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE