関西ぺ株午後急落、通期業績予想は据え置き-原材料高懸念

関西ペイント株が午後の取引で急 落。同社は10日午前の取引終了後に2010年4-12月期決算を発表し、 今期(11年3月期)業績予想を据え置いた。市場では上乗せ期待も出 ていただけに、来期の業績を懸念する売りが広がった。株価は前日比

4.3%安の837円まで売られた。終値は3.8%安の842円。

今期の連結経常利益予想は前期比8.4%増の245億円。ブルームバ ーグ・データによると、アナリスト5人の予想平均は260億円で、会社 側は依然市場予想を下回る見通しを立てている。決算短信では、アジア での需要回復で売り上げが伸びたとする一方、新興国でのインフレ進行 や原材料価格の高騰を懸念要因に挙げている。

野村証券の大村俊太アナリストは、通期予想が市場コンセンサスに 届かなかった要因として、「原料高や為替の影響」を指摘し、「来期業 績の不透明感から売られている」との認識を示した。

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