米FOMCで「反乱」も、成長加速でQE2延長図れば-PIMCO

米国の経済成長ペースが加速すれ ば、米連邦準備制度理事会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOM C)でメンバー2人以上が景気刺激策の延長に反対票を投じると、米 パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のア ンソニー・クレセンツィ氏は予想している。

ポートフォリオマネジャー兼ストラテジストのクレセンツィ氏 はラジオ番組「ブルームバーグ・サーベイランス」の司会者トム・キ ーン氏とのインタビューで、「議長案に対し3人の反対票があれば反 乱だ」と指摘。「少なくとも2人が刺激策延長に反対するとみられる」 と語った。

クレセンツィ氏は、経済成長が加速してもFOMCが今年6月末 までに6000億ドル(約50兆円)規模の国債を追加購入するいわゆる 量的緩和第2弾(QE2)の延長を図れば、フィラデルフィア連銀の プロッサー総裁とダラス連銀のフィッシャー総裁が反対票を投じる 可能性があると述べた。FOMCでは2008年4月以来、反対票が1 票を上回ったことはない。

10年10-12月(第4四半期)の米実質GDP(国内総生産)は 前期比年率で3.2%増加。クレセンツィ氏は、成長率が3.5-4%に加 速して失業率が低下すれば、反対票の引き金を引くとみている。

フィッシャー総裁は8日の講演で、FRBは現在の国債購入プログ ラムで「限界に挑みつつある」と発言。FOMCが追加の金融緩和を 提案した場合、恐らく反対票を投じるだろうと述べた。

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