英中銀:金利据え置きへ、上期に利上げとの見方-きょうMPC

英景気のぜい弱さを考慮し、政策 当局者らがインフレ急伸への対応を控え、利上げを見送らざるを得ない なか、イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁が政策金利引き上 げに踏み切る時が刻々と近づいているとの見方が強まっている。

ブルームバーグがエコノミスト62人を対象に実施した調査では全 員が10日の金融政策委員会(MPC)で、政策金利が過去最低水準に 据え置かれると予想したものの、投資家の間では今年1-6月(上期) 中に利上げが実施されるとの見方が強まっている。

元MPC委員のディアンヌ・ジュリアス氏は9日、中銀は「割合す ぐに」政策を引き締める必要があり、そうしなければ信頼性を失う恐れ があると指摘した。

ロンドンに本拠を置くヘッジファンド、GLCのチーフエコノミス ト、スティーブン・ベル氏は、「インフレの改善が必要であり、それが 見られなければ利上げせざるを得ないという状況になった」と説明。 「時間は押し迫っている。5月が有力視されている」と語った。

10日のMPCの討議は、キング総裁が16日に公表する予定の新た な経済見通しに基づいて行われる。同国のインフレ率は昨年12月に

3.7%と、同中銀の目標の約2倍に達した。1月のMPCの議事録では、 中期的なインフレリスクが「おそらく上向いた」とメンバーの「大半」 が認識していることが明らかになっている。

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