ブリヂスト株が続伸、国内市販用のタイヤ出荷価格値上げへ

タイヤで世界首位のブリヂストン 株が一時、前日比2.3%高の1650円と続伸。1月13日(1667円)以 来、約1カ月ぶりの高値を付けた。国内市販用タイヤの出荷価格を6 月1日から値上げする方針を示し、価格転嫁による今後の収益性向上 を見込む買いが優勢となった。

同社が9日の取引終了後に発表したリリースによると、ブリヂス トは国内市販用タイヤの出荷価格を6月1日から引き上げる。対象と なるのは乗用車用、産業車両用などのタイヤで、値上げ幅は8-15%。 ゴムや石油化学系原材料の価格高騰に対応する。

同社広報第1課の塩見誠氏によると、天然ゴムの歴史的高値への 高騰は「収益の圧迫に少なからず影響を与えている」ため、日本だけ でなく、米国や欧州など各地で値上げを発表しているという。

シンガポール商品取引所(SICOM)のゴムRSS3号先物の 値動きを見ると、9日の取引で前日比0.2%高のキログラム当たり616 セントと、終値で昨年来高値を更新している。

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