シティのヘッジファンド、インサイダー情報で不正利得-米検察が訴え

米シティグループが設立したヘッジ ファンドが、米半導体メーカーのフェアチャイルド・セミコンダクタ ー・インターナショナルの内部情報を不正に入手し、同社の証券の売 買で2006年と07年に45万ドル(現在の為替レートで3700万円)余 りを稼いだと米検察当局が訴えている。

このファンドは、マンハッタンの連邦裁判所に提出された訴状で 「ヘッジファンドA」と記述されているが、米証券取引委員会(SE C)が並行して起こした訴訟によって、シティの「トライベッカ・グ ローバル・マネジメント」であることが確認された。トライベッカは 07年9月にシティが清算手続きに入る前の段階で、約20億ドル相当 の資産を運用していた。

検察当局は訴状で、トライベッカでポートフォリオマネジャーを 務めていたサミル・バライ被告(38)とSACキャピタル・アドバイ ザーズの元マネジャーの1人がインサイダー取引を行ったと主張した。 シティとトライベッカは訴追対象となっていない。

シティの広報担当ダニエル・ロメロアプシロス氏は電子メールで、 「この件で当局に全面的に協力している」と説明。フェアチャイルド の広報担当パティ・オルソン氏も同社が捜査に協力していると述べた。

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