米石炭火力発電所:20年末までに老朽化で大量閉鎖-エネルギー長官

チュー米エネルギー長官は国内に 老朽化した石炭火力発電所が大量にあり、2020年末までに閉鎖される との見通しを示した。

チュー長官は9日、ワシントンで開かれた再生可能エネルギー会議 で「今後5年か8年以内に大量の閉鎖があるだろう。国内の石炭火力発 電所の多くは40-50年稼働している」と述べた。

オバマ大統領は先月、化石燃料生産への税制優遇年間40億ドル (約3300億円)を撤廃すれば、再生可能エネルギーや電気など代替燃 料で走行する自動車への投資を増やすことができるとの見解を示した。

オバマ大統領は、35年までに風力や原子力など「クリーンエネル ギー」による発電比率を80%に高める方針を示した。石炭火力発電で は二酸化炭素(CO2)を回収し貯蔵できる発電所だけが「クリーン」 の基準に合致する。

チュー長官は、大規模な発電所で利用できる「クリーン石炭」設備 がまだないと指摘した。エネルギー省はクリーン石炭技術の開発調査に 予算を付けている。

エネルギー情報局(EIA)によると、昨年の石炭火力による発電 能力は3億1400万キロワットで、全米の電力の約半分を供給している。 石炭火力は100万キロワットで約50万世帯に電力を供給できる。

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