NY連銀サック氏:QE2は金融市場の緩和実現に貢献

米ニューヨーク連銀の市場部門責任 者、ブライアン・サック氏は連邦準備制度理事会(FRB)の資産購 入について、市況をより緩和的にすることで景気回復を支援してきた との認識を明らかにした。

サック氏はフィラデルフィアで講演し、「バランスシートをめぐる FRBの措置は、より広範な金融状況を一段と緩和的にするのに寄与 した」と指摘。「株式といった高リスク資産の価格は急上昇しており、 信用スプレッドなども緩和が続いている」と述べた。

FRBは先月、雇用創出努力の一環として6月末にかけて6000 億ドル(約49兆5000億円)の国債購入計画を継続するとの判断を下 しており、サック氏はじめFRB当局者はこの決定を擁護している。 一方、ライアン米下院予算委員長(ウィスコンシン州、共和)は同日、 FRBは資産バブル形成とインフレ加速のリスクを冒しているとして、 国債購入をあらためて批判した。

サック氏は「FRBによる最近の資産購入はこれまで金融状況に 有益な効果をもたらした。しかも、金融市場の機能への甚大な悪影響 を回避する十分な柔軟性ある手法で実施されている」と説明した。

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