ファニーなど住宅金融2社の改革、米議会で年内合意も-フランク議員

【記者:Phil Mattingly and Peter Cook】

2月9日(ブルームバーグ):米政府が管理下に置く住宅金融2社、 ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付 抵当公社)の改革をめぐって、米議会の合意が年内に成立する公算が 大きい。バーニー・フランク前下院金融委員長(民主、マサチューセ ッツ州)が見通しを明らかにした。

米金融規制改革法(ドッド・フランク法)の成立を主導したフラ ンク前委員長は9日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、「年末までに合意が成立するはずだ」と語った。

事情に詳しい関係者らによれば、ガイトナー米財務長官は住宅金 融への政府の関与を減らし、政府支援機関(GSE)であるファニー メイとフレディマックの役割を縮小する3つの選択肢を議会に提案す る方針。下院で過半数を握る共和党は今後、住宅金融問題に関する多 くの公聴会を予定し、9日に最初の公聴会を開いた。

フランク下院議員は政府の改革案の内容を見ていないとした上で、 共和党陣営はオバマ政権が早ければ11日にも改革の選択肢を公表す るのを待つ構えであり、独自案は出すに出せない状態だと批判。「共 和党側はそれが非常に難しく、意見が割れていることを認識している。 法案への支持を取りまとめるのは不可能だ」と述べた。

オバマ政権が今回公表する報告書は、法案ではなく改革の選択肢 を提示することで、住宅金融市場に民間資本を呼び戻し、住宅ローン 担保証券(MBS)の保証で政府が果たす役割を縮小する道筋を示す 狙いがある。

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