加ドル:対ユーロで3日続落-FRB議長証言で北米の回復見通し後退

9日の外国為替市場でカナダ・ドル はユーロに対して3日続落。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FR B)議長のこの日の議会証言で、北米の景気回復の先行き見通しが後 退した。

バーナンキ議長が米下院予算委員会の公聴会で、米失業率は「し ばらくは」高水準にとどまる可能性が高いとの認識を示したのを受け、 米ドルに連れてカナダ・ドルも対ユーロで下落した。米国はカナダ最 大の貿易相手国。一方、米財務省が同日実施した10年債の入札(発行 額240億ドル)後に10年債利回りが低下する中、カナダ・ドルは対米 ドルで上昇した。

カナダ・ドルはトロント時間午後5時(日本時間10日午前7時) 現在、前日比0.6%安の1ユーロ=1.3648カナダ・ドル。一時は1.3661 カナダ・ドルと、今月2日以来の安値を付けた。前日は1.3560カナダ・ ドル。対米ドルでは、同0.1%高の1米ドル=0.9938カナダ・ドル(前 日は0.9952カナダ・ドル)。4日には0.9832カナダ・ドルと、2008 年5月以来の高値を付けていた。

カナダ国債相場は上昇。10年物国債(表面利率3.5%、2020年6 月償還)利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下 して3.45%、価格は31セント高の100.42カナダ・ドルだった。

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