欧州株:下落、業績懸念でサノフィなどに売り-ロンドン証取は急伸

欧州株式市場ではストックス欧州 600指数が反落。前日は2008年以来の高値付近で終了していた。

仏製薬会社サノフィ・アベンティスが下げた。今年は1株当たり 利益が減少するとの見通しを示したことが売りを誘った。ノルウェー の石油会社、スタトイルも安い。昨年10-12月(第4四半期)利益 が市場予想を下回ったほか、生産が落ち込む可能性を明らかにしたこ とが背景にある。

一方、ロンドン証券取引所(LSE)グループは3.1%上昇。ト ロント証券取引所を運営するTMXグループを買収することで合意し たことが手掛かりとなった。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の287.35で終了。景 気回復が加速するとの楽観に加え、欧州の各国政府がユーロ圏の高債 務国支援に向けた政策を導入したことから、同指数はこれまで、2008 年9月以来の高値に迫っていた。

バンク・サラシンのグローバル・チーフストラテジスト、フィリ ップ・ベアトシ氏(チューリヒ在勤)はブルームバーグテレビジョン とのインタビューで、「ここまで数カ月にわたり一本調子で上昇して きた」と指摘。「一服の時期にあった。目先のセンチメントは楽観的 過ぎる。調整は必至だが、われわれはこれを買いの好機とみている」 と続けた。

9日の西欧市場では18カ国中12カ国で主要株価指数が下落。サ ノフィは1.5%安、スタトイルは3.2%下げた。

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