インド株(終了):7カ月ぶり安値-疑惑調査の拡大や成長減速懸念で

インド株式相場は下落し、指標の センセックス30種株価指数が7カ月ぶり安値で引けた。国内で汚 職疑惑に対する調査が拡大したほか、クレディ・スイス・グループ が成長減速への懸念で投資家信頼感が損なわれる可能性があるとの 見方を示したことが響いた。

ダム建設でインド最大のジャイプラカシュ・アソシエーツは1 年10カ月ぶり安値に落ち込んだ。アニル・アンバニ氏が所有する グループ企業が総じて安い。インドの監査当局がリライアンス・パ ワーとリライアンス・インフラストラクチャーに情報提供を要請し たと、NDTVプロフィットが報じたことが響いた。

不動産開発を手掛けるDBリアルティーは上場来安値。インド 中央捜査局(CBI)が8日に、携帯電話事業ライセンスの入札を めぐる疑惑で、同社のマネジングディレクターの身柄を拘束したこ とが嫌気された。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種は前日比182.93ポ イント(1%)安の17592.77で終了した。指数構成銘柄の騰落比 率は8対22。年初来では14%下げている。

クレディ・スイスのインド・東南アジア担当エコノミスト、ロ バート・プライアーワンデスフォード氏はリポートで、インドの 2012年3月末までの1年の経済成長率は7.7%と、今年度見通し の8.4%から低下するとの予想を示した。

ジャイプラカシュ(JPA IN)は11%安の72.10ルピーと、 2009年4月以来の安値で引けた。年初来下落率は32%。DBリア ルティー(DBRL IN)は4.8%下げ130.10ルピー。

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