米雇用者数は今年200万人増加へ-失業率予想精度トップのブラウン氏

米経済は今年、200万人の雇用を創 出すると、レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフ エコノミスト、スコット・ブラウン氏は予想する。前年比では倍増。 ブルームバーグ・ニュースの集計によると、同氏は過去2年間の米失 業率予想が最も正確だった。

ブラウン氏は11年末の失業率を8.6%と予想。これは、ブルーム バーグが今月2-8日にまとめたエコノミスト61人の予想中央値 (8.8%)を下回っている。1月の失業率は9%と、前月の9.4%から 低下した。

ブラウン氏は、ブッシュ前政権が導入した所得税減税の延長で消 費が上向くほか、売り上げ増加に対応した在庫積み増しが景気浮揚に つながるとみている。同氏は電話インタビューで、「個人消費はかなり 力強い状況が続くだろう」と指摘。ただ、「大企業も中小企業も一段の 需要増加がなければ採用に動かないだろう」とも述べた。

同氏は2011年の米国内総生産(GDP)の伸び率を3.3%、12 年が3.4%と予想。ブルームバーグが今月に入って行ったエコノミス ト調査では11年の成長率は3.2%(予想中央値)と、7年ぶりの高水 準が見込まれている。1月時点の予想は3.1%だった。

ブラウン氏は今年の雇用者数が月平均で約16万7000人増加する と予想。これは年間で90万9000人増だった昨年の2倍強のペースだ が、米国がリセッション(景気後退)で失った875万人の雇用を回復 するにはなお数年を要することを示している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE