英国:1月の食品価格、上昇が加速-物価上昇圧力の強まりを示唆

【記者:Fergal O’Brien】

2月9日(ブルームバーグ):英国の1月の食品価格上昇率は1年 7カ月ぶりの高水準に加速した。イングランド銀行(英中央銀行)の 金融政策委員会(MPC)開催を控え物価上昇圧力が強まっているこ とが示唆された。

英国小売協会(BRC)が9日、電子メールで配布した資料によ ると、食品価格は前年同月比4.6%上昇と、前月の4%上昇から加速 し、2009年6月以来の高い伸びを示した。一方、店頭価格全体では同

2.5%上昇にとどまった。調査はニールセンが実施した。

食品を除いた店頭価格は前月比0.1%上昇だった。BRCによる と、これは1月からの付加価値税(VAT)引き上げを小売業が負担 したことを示唆している。ただ、商品価格上昇で小売業者は値上げを 迫られているため、VATの消費者への影響は先送りされただけかも しれない。1年1カ月にわたって英中銀の目標を上回っているインフ レ率は押し上げられるもようだ。

BRCのスティーブン・ロバートソン会長はVAT引き上げにつ いて、「総じて小売業者が消費者の代わりに打撃を受けた」とし、 「ただ、さまざまな物価上昇圧力によっても収益率が圧縮されており、 小売業者は今後、VAT増税を吸収し続けるのに苦労する」と指摘し た。

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