セコム株6連騰、4-12月過去最高益-セキュリティ回復

セコムの株価が6連騰。一時、前日 比3.6%高の4170円と、2010年7月16日以来約半年ぶりの高値を付け た。セキュリティサービス事業が回復基調となっているうえ、メディカ ルサービスも伸び、8日に発表した昨年4-12月期決算は、4-12月 期として過去最高益を達成した。足元の好業績を評価する買いが優勢。

4-12月期の連結営業利益は前年同期比2.3%増の735億円。決算 短信によると、在宅医療サービスや医療機器販売が好調だったメディカ ルサービス事業や保険事業が伸び、四半期決算の開示を始めた04年3 月期以降で過去最高益になった。主力のセキュリティサービス事業は前 年同期並みだったが、10-12月期で見ると2.5%の増益に転じた。据え 置いた通期(11年3月期)連結営業利益予想1063億円に対する9カ月 の進ちょく率は69%。

同社はまた、東証2部上場の子会社セコムテクノサービスを株式公 開買い付けにより完全子会社化するとも発表した。経営資源の最適化を 図るため。買い付け期間は9日から3月24日まで、買い付け価格は1 株3500円。

野村証券の繁村京一郎シニアアナリストは8日付の投資家向けのリ ポートで、決算について、セキュリティサービス事業が10-12月期に 2四半期連続で前年同期比増収となったことに言及し、「回復基調が鮮 明」とし、ポジティブサプライズだったと述べた。株式公開買い付けに 関しては「グループ再編による効率化、シナジー発揮への期待高まる」 と評価、投資判断を「1(買い)」、目標株価を5400円で据え置いた。

午後1時44分の時点でセコムテクノサービスの気配値は前日比 18%高の3295円のストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)買い気配。 買い注文388万9000株に対して売り注文は4000株で、388万5000株 の買い超過となっている。

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