アジア株:下落、利上げ受け中国株が安い-トヨタ自は高い

9日のアジア株式相場では、指標の MSCIアジア太平洋指数が下落。中国人民銀行(中央銀行)が8日 に発表した政策金利引き上げを受け、中国関連銘柄が売られた。

海洋油田開発で中国最大手、中国海洋石油(CNOOC)が3.2% 安となったほか、中国政府系の不動産会社チャイナ・リソーシズラン ド(華潤置地)は2.7%安。電子製品受託製造の最大手、台湾の鴻海 精密工業は台北市場で3.6%下落。一方、8日に今期(2011年3月期) の連結業績予想を上方修正したトヨタ自動車は上昇した。

パラダイス・インベストメント・マネジメントのマット・リオー ダン氏(シドニー在勤)は「中国が引き締め政策を継続すれば需要後 退につながるとの懸念がある」と指摘。「企業決算は予想外の上振れが 続いた。景気回復の兆しが明白だ」と語った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時9分現在、前日比

0.7%安の138.83。指数構成銘柄の値上がりと値下がりの割合は約1 対2。

日経平均株価の終値は前日比18円15銭(0.2%)安の1万617 円83銭。

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