EU:銀行の資本積み増し必要にも-デリバティブ関連損失に備え

欧州連合(EU)の提案に基づき、 銀行各行はデリバティブ(金融派生商品)取引と証券買い戻し契約に 関連する損失に備え、資本の積み増しを迫られる可能性がある。

27カ国から成るEUの行政執行機関、欧州委員会は8日、「金融 システム全体に広がる波及リスク」を減らためのこうした措置が、ト レーダーにクリアリングハウスを通じたデリバティブ取引を促すだろ うとの声明を電子メールで配布した。

声明によれば、金融危機は銀行が「店頭デリバティブ取引に関連 する相手方の信用リスクの水準を大きく過小評価していた」ことを示 した。各行がこうしたリスクをどのように管理しているかを検証する ことは、確実に「効率的で安全、健全な」市場とするための「欧州委 の取り組みの不可欠な部分を形成する」としている。

20カ国・地域(G20)は、店頭デリバティブに伴う潜在的なリス クを抑制しようと試みている。デリバティブ取引中のある銀行の破綻 が経済全体に影響を及ぼす可能性を減らすため、中央清算機関での店 頭デリバティブ決済を増やすべきだと主張している。

声明は、EUの計画がバーゼル銀行監督委員会で達した国際合意 に従うものだとしている。

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