ダイキン工株が急反落、10-12月営業減益転落を嫌気-今期未達懸念

エアコン世界2位のダイキン工業株 が一時、前日比3.6%安の2825円と急反落。2010年10-12月業績は、 前年同期に比べ増収ながら、営業減益に転落した。同社の収益力に対 する不安から、今期(2011年3月期)利益計画の未達懸念が高まった。

同社が8日に発表した決算資料を基にブルームバーグ・ニュース が算出したところ、10-12月の連結売上高は前年同期比9.1%増の 2796億円と増収だったが、営業利益は13%減の160億円と減益。固定 費増加や材料価格の上昇などが響いた。四半期ベースで対前年比営業 減益となるのは、11年3月期では初めて。前期比77%増の780億円と した通期の営業利益計画は据え置いており、4-12月時点での進ちょ く率は72%となっている。

大和証券キャピタル・マーケッツの田井宏介アナリストは投資家 向けメモで、「円高影響を乗り越えて増収となりながら、営業利益が落 ち込んだ点が気になる」とし、通期計画から計算される1-3月のハ ードルはやや高いと分析した。

同証では、今期の営業利益予想を従来の790億円から770億円へ 下方修正。田井氏は、「2012年3月期以降には固定費や材料費負担は さらなる増加が想定される」と指摘し、来期予想も970億円から940 億円へ減額している。

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