ニッパツ株3年ぶり高値、大幅増益と増配-自動車部品好調

ばね専業のニッパツ株が一時、前日 比6.2%高の1014円と反発。2008年1月15日以来、約3年1カ月ぶ りの高値水準を回復した。自動車部品の出荷拡大やハードディスク駆 動装置(HDD)用ばねの受注拡大などで、10年4-12月決算が大幅 な増益となったことが好感された。

ニッパツが8日の取引終了後に公表した4-12月決算によると、 本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比2.9倍の253億円。増 収効果に加え、コスト削減努力が実り、営業利益率は前年同期から4.3 ポイント向上し、7.3%となった。

会社側が据え置いた通期(11年3月期)の営業利益予想は前期比 70%増の320億円。同計画値に対する9カ月間累計の進ちょく率は 79%。また、未定としていた期末配当を1株当たり8円にすると発表。 これにより、年間配当は前期比4円50銭増の15円となる見込み。

バークレイズ・キャピタル証券では8日付で、ニッパツ株の投資 判断「オーバーウエート」を継続、目標株価を1020円で据え置いた。 担当アナリストの越田優氏は、10-12月期の連結営業利益が前年同期 比21%増の88億円と同証予想を大幅に上回ったのはポジティブ・サ プライズ、と指摘。今期は過去最高益(08年3月期)更新の可能性が 高まり、「中期経営計画のターゲットである14年3月期の連結営業利 益520億円の達成も視野に入った」との認識を示した。

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