大林組株が続落、完工高減少を採算改善で補えず-格下げも

大手ゼネコン、大林組株が続落。8 日午後に、2010年4-12月連結営業利益が大幅減益になった決算を発 表。アナリストからは、完成工事高の減少を補うほど採算が改善してい ないことなどが指摘され、野村証券やUBS証券などが投資判断を引き 下げた。株価は前日比3.1%安の377円まで下落。

4-12月の連結営業利益は前年同期比44%減の75億9200万円だ った。発表を受け、8日の株式市場では、前日比プラス圏で推移してい た株価がマイナスに転じ、前日比0.8%安で終了した。

野村証の小松善明アナリストは8日付リポートで、同期単体の完工 粗利率が前年同期比1.1%ポイント上昇の7.2%と、同証券想定線で推 移していると指摘。ただし、完工高の25%減を「補うほどの採算改善 を実現できなかったという観点では、やや物足りなさも感じよう」と述 べた。短期的な株価上昇余地は限られるとして、投資判断は「1(買 い)」から「2(中立)」へ引き下げた。

UBS証券も8日付で「買い」から「中立」へ引き下げている。

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