仏2大銀利益にエジプト影響の可能性、ソシエテは引き当ても-KBW

キーフ・ブリュイエット・アン ド・ウッズ(KBW)は、フランスの2大銀行、ソシエテ・ジェネラ ルとBNPパリバの利益予想を下方修正した。エジプトの政情不安に よるリスクが理由。

キーフ・ブリュイエットのアナリスト、ジャンピエール・ランベ ール氏は9日の顧客向け文書で「エジプト関連のエクスポージャーを 詳細に査定した結果、予想を下方修正した」と説明。ただ、エジプト リスクは「対応可能」であり、「仏銀に対する強気の見方は維持する」 と付け加えた。

KBWはソシエテの2011年1株当たり営業利益の予想を3.7% 引き下げ6.02ユーロとした。BNPについては0.7%下げ7.35ユ ーロとした。仏銀3位のクレディ・アグリコルの利益予想も1.8%下 方修正した。

また、ソシエテはエジプトでの貸し倒れに備え9600万ユーロ (約110億円)の引き当てが必要になる可能性もあると指摘した。エ ジプト問題で重大な影響が出る場合は2010年の財務報告に計上しな ければならないだろうと付け加えた。

ソシエテの広報担当者はコメントを控えた。同行は16日に10年 10-12月(第4四半期)決算を発表する。

KBWによると、フランスの銀行のエジプト向け貸し付けは合計 86億ユーロと、ローン債権全体のほぼ0.5%。最大はソシエテの35 億ユーロ。

KBWはソシエテの株価目標も58.9ユーロと、59.7ユーロから 引き下げた。BNPの目標は65.2ユーロで据え置いた。投資判断は いずれも「アウトパフォーム」。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE