仏プジョー:10年通期は黒字に改善-利益は市場予想上回る

欧州2位の自動車メーカー、フラン スのプジョーシトロエングループ(PSA)の2010年通期決算は、 新興市場での販売回復が寄与し黒字を確保した。同社は向こう3年間 の経費節減目標を引き上げた。

同社が電子メールで9日発表した資料によれば、純損益は11億 3000万ユーロ(約1270億円)の黒字と、前年の11億6000万ユー ロの赤字から改善。ブルームバーグがまとめたアナリスト18人の予 想平均では、9億7000万ユーロの黒字が見込まれていた。

フィリップ・バラン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「自 動車部門の業績計画が成功したことで、当初目標を容易に突破するこ とが可能になっている」と指摘した。

PSAによれば、クロスオーバー車「プジョー3008」やサブコン パクトカー「シトロエンDS3」などの新モデル投入が奏功し、売上 高は560億ユーロと、前年から16%増えた。利払いと税金、一時損 益を除いた利益は18億ユーロに改善。前年は6億8900万ユーロの 赤字だった。

同社は10年から12年の経費節減計画の目標を33億ユーロから 37億ユーロに引き上げた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE