米メーシーズの社債保証コストが上昇-買収観測で懸念再燃

9日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、米百貨店チェーン2位のメーシーズや食 品スーパー大手セーフウェイの社債保証コストが上昇。両社が信用の 質悪化につながりかねない買収で非公開化されるとの懸念が再燃した。

CMAによれば、メーシーズのCDSスプレッドはニューヨーク 時間午後4時59分(日本時間10日午前6時59分)現在、4.7ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の139.6bp。セーフウェ イは同4.5bp上昇し139.4bpとなっている。

クリムゾン・キャピタル・トレーディングのシニア・ポートフォ リオマネジャー、マイケル・クラフト氏は、一部社債のCDSスプレ ッドを押し上げている買収観測がCDSの指標全体に波及する可能性 があると語った。

マークイット・グループによると、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時19分現在、2.2bp上昇の81.4bp。レバレッジ ドバイアウト(LBO、買収先の資産を担保とする資金借り入れによ る買収)観測に加え、インフレが加速しているとの懸念が背景。

同スプレッドは今週に入り、この1年余りで初めて80bpを下回 った。8日まで7営業日連続で低下し、昨年1月12日以来の低水準を 付けていた。

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